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これらの子音は口の筋肉、唇、舌、そして歯などを使って蓋(ふた)をし、そこに息を流し込んで圧力で吹き飛ばすときに鳴る音となります。この時日本語は息が浅い言語なので、口の中の息のみ使って発音するため、英語の息のような圧力を出せないのです。

これは日本語が蛇口を少しだけひねって水を出す言語で、英語が蛇口を全開にひねって水を出す言語だと思うとイメージしやすいでしょう。

体の底から息をブワーっと出す言語は息に圧力がありますが、日本語は口の中、ほっぺの中の息しかありませんので息の圧力がとても弱いです。しかし出口の側を無理やり締めれば、この圧力を強制的に作りだすことは可能です。これが唇や舌を噛んで発音するという方法と、それで実際に”F”や”Th”と認識される音が鳴る現象のカラクリです。

もう少しいうと、蛇口に付けたホースをイメージしてください。水を遠くまで飛ばすのが”F”や”TH”の音だとします。このとき蛇口から出る水が多ければわずかな口先の締めでも遠くへ飛びますが、水圧が低ければ思いっきり口先を狭くしないと遠くまで水は飛びません。発音するときに噛むというのは後者のような状態だと思ってください。ホースから出る水さんはとてもか細く、非常に苦しそうですよね。

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